セキュリティゲート(フラッパーゲート)の導入を検討するとき、最も気になるのが価格です。機種の種類・認証方式・設置環境によって価格は大きく異なり、本体費用のほかに設置工事費・導入費用・ランニングコストも考慮する必要があります。
この記事では、フラッパーゲート・スイングゲート・三脚ゲートなど種類ごとの価格相場から、設置費用・導入費用の目安、メーカー別の価格帯比較まで詳しく解説します。
セキュリティゲートの導入にかかる費用は、大きく以下の3つに分かれます。
| 費用の種類 | 内容 | 目安金額 |
|---|---|---|
| 本体費用 | ゲート本体(1台あたり)の購入費用 | 50万円〜300万円以上(機種による) |
| 設置工事費 | アンカー工事・配線工事・試運転調整 | 1台あたり10万〜50万円程度 |
| ランニングコスト | 保守点検・クラウド利用料・消耗品交換 | 月額数千円〜数万円程度 |
設置工事費はゲートの台数・設置場所の条件(床材・配線ルートなど)によって変動します。複数台をまとめて設置する場合は台数割引が適用されることもあるため、メーカーや施工業者に見積もりを依頼しましょう。
セキュリティゲートとは、ICカードや生体認証で認証された人だけが通行できる自動開閉式ゲートです。部外者の不正侵入を防ぎます。羽のような板が開閉する「フラッパーゲート」との別名もあり、オフィスや駅など多くの施設で利用されています。
フラッパーゲートは、板状のフラップが自動で開閉し、認証された人のみ通行できるセキュリティゲートです。1分間に複数人の高速認証が可能で、駅や空港、オフィスなど混雑しやすい場所に適しています。ICカードや生体認証など多様な認証方式に対応でき、設置スペースもコンパクト。価格帯は1台あたり約100万円~200万円程度が一般的です。
スイングゲートは、片開きまたは両開きの扉が回転軸を中心にスイングして開閉するセキュリティゲートです。住宅やオフィス、工場などで無許可の侵入を防止します。リモコンやインターホン操作で開閉可能です。車椅子にも対応した広い通路幅を持ち、安全性に配慮した柔らかいフラップを採用しています。価格帯は機種や仕様により異なりますが、一般的には200万円~300万円程度です。
三脚ゲートは3本のバーが回転して1人ずつ通行を制御し、コンパクトでコストが比較的低いのが特徴です。全高回転ゲートは天井まで届く回転柵で高い防犯性を持ち、工場やスタジアムなどで使われます。価格帯は三脚ゲートが約50万~150万円、全高回転ゲートが約150万~300万円程度です。
非接触型・顔認証連動型のハイエンド機種は、利用者が立ち止まらずに高速かつ高精度で本人確認できる点が特徴です。非接触で衛生的な運用ができます。ICカードや体温測定との連携、AIによる異常検知など多機能化が進んでいます。価格帯は1台あたり100万~200万円前後が目安です。
セキュリティゲートの価格相場は、簡易的なタイプで数十万円からです。フラッパーゲートなどの標準機種で100万~200万円前後、高度な生体認証付きや高セキュリティタイプは200万円以上が一般的。レンタルやサブスク利用なら月額1万~20万円程度で導入できます。
主要メーカーのフラッパーゲートを機種・価格帯・特徴ごとにまとめました。導入検討の際の参考にしてください。なお、価格は仕様・台数・設置条件により変動するため、正確な金額は各メーカーへの見積もりをご確認ください。
| メーカー | ゲートタイプ | 本体価格帯(目安) | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 高見沢サイバネティックス | フラッパーゲート(TAG-13000〜14000シリーズ) | 150万〜200万円程度 | グッドデザイン賞受賞。透明ガラス素材・高いデザイン性 |
| クマヒラ | フラッパーゲート(ユニゲート・モードゲート等) | 100万〜200万円程度 | 金融機関向け高セキュリティ。ISO27001準拠 |
| Fujitaka | フラッパーゲート(fゲート・eゲート・ハイエンド) | 100万〜200万円程度 | チケット・QR対応。娯楽施設向けラインナップが充実 |
| 日本ハルコン | フラッパーゲート(SFG・XTGシリーズ等) | 100万〜180万円程度 | 筐体幅100mmの省スペース設計。屋外対応モデルあり |
| 日本信号 | フラッパーゲート(SLG・BLG・CSG等) | 100万〜180万円程度 | 鉄道改札技術応用。屋外対応THGⅡあり |
| キング通信工業 | フラッパーゲート(SBTL8000/6000シリーズ等) | 80万〜180万円程度 | 屋外防水モデルあり。移動型(工事不要)も展開 |
| アマノ | フラッパーゲート+車両用ゲート(GT-3200等) | 100万〜200万円程度 | 人用・車両用を一元管理。RFID・ハンズフリー対応 |
| ゲートタイプ | 本体価格帯(目安) | 特徴 |
|---|---|---|
| スイングゲート(アーム式) | 百数十万〜二百数十万円程度 | 広い通路幅でバリアフリー対応。ワイドレーン対応モデルはさらに高くなる傾向 |
| 三脚ゲート(トライポッド・回転式) | フラッパーゲートの 約30%以下が目安 |
低コストで導入可能。工場・イベント会場に多く採用 |
| フルハイトゲート(全高回転式) | 数百万〜1,000万円以上 となるケースも |
最高レベルの物理防御。飛び越え・くぐり抜けを物理遮断 |
| 移動型(アンカー工事不要) | フラッパーゲートの 約30%以下が目安 |
工事費ゼロで即設置可能。イベント・仮設施設向け |
※上記価格はあくまで参考目安です。仕様・台数・認証機器の有無・設置環境によって大きく異なります。正確な見積もりは各メーカーへお問い合わせください。
セキュリティゲート導入時は初期費用だけでなく、保守やクラウド利用料などのランニングコストの確認も必要です。月額数千円~数万円の運用費用が発生する場合が多いため、長期的な総コストを見据えて導入を検討しましょう。
セキュリティゲート導入時は、セキュリティレベルの高さと通行速度のバランスが重要です。高いセキュリティを求めると通行が遅くなりがちですが、フラッパー式などは1分間に45~60人が通行可能で、混雑時でもスムーズな運用ができます。施設の利用状況に合わせて適切なタイプを選びましょう。
セキュリティゲート導入には、IT導入補助金の「セキュリティ対策推進枠」など補助金制度が利用でき、最大で150万円まで補助されます。
検討開始から納品・設置まで約3か月が目安です。多くの製品が受注生産で専門工事も必要なため、余裕を持ったスケジュール管理が推奨されます。
セキュリティゲート導入時に複数社から見積もりを取ることで、市場価格を把握しコスト削減が期待できるほか、サービス内容や品質も比較できます。取引の透明性が高まり、不正や癒着の防止、企業の内部統制強化にも有効です。
導入実績や設置環境への対応力、アフターサポート体制を確認しましょう。設置場所や利用目的に合った提案ができるか、認証方式やバリアフリー対応など多様なニーズに応じられるかも重要なチェックポイントです。
セキュリティゲート導入後は、安定した運用体制と定期的なメンテナンスが不可欠です。障害発生時の迅速なサポートや保守体制が整っていないと、トラブル時に業務や安全性へ重大な影響が及びます。導入前の運用・保守体制の確認が重要です。
セキュリティゲートは、施設の安全性向上と効率的な入退室管理を実現します。標準機種で100万~200万円が目安です。導入時はコストだけではなく、運用・メンテナンス体制、認証方式などを総合的に比較検討しましょう。おすすめのセキュリティゲートを比較しました。セキュリティゲート選びの参考にしてください。
セキュリティゲートはメーカーによってさまざまな機種がラインナップされていますが、施設ごとに適したデザイン、システムが異なります。
本メディアでは、施設ごとにおすすめのセキュリティゲートメーカーを紹介する特集ページを用意しています。
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